お塩は、すこしでいい

塩分1日6g以下を目指して、おいしく減塩する日々の記録

鏡開きに、みそ仕立ての減塩お雑煮

鏡開きといえば、お汁粉やぜんざいを食べるのが定番なのかもしれない。でも私は、実はお汁粉があまり好きではない。あま~いお汁粉よりも、しょっぱいお雑煮のほうが断然好みだ。お餅を食べるなら、甘いよりもしょっぱいほうが落ち着く。

甘いものは好きなんだけど、お汁粉はちょっと苦手なのだ。最初の数口はおいしいのに、途中で「もういいかな」と思ってしまう。だから鏡開きでも、無理にお汁粉にこだわらず、自分の好きな雑煮を作ることにした。

鏡開きの日を迎えると、ついにお正月が終わってしまったと感じる。ちょっとさみしい。そんな気持ちで作ったのが、今日のお雑煮だ。

鏡開きの雑煮

私が住んでいるのは関東なので、基本のお雑煮はしょうゆベースなのだけど、今日はみそ仕立てにしてみた。色が薄いが、これでも一応みそ仕立てだ。

みそ仕立てのお雑煮は、私が子どもの頃に、おばあちゃんがよく作ってくれた。自宅ではしょうゆ味だけど、おばあちゃんの家ではみそ味。

おばあちゃんが作るみそ味のお雑煮がおいしくて、母に「みそ味のほうがいい!」と言って困らせた記憶がある。母はうちではみそ雑煮を作るのを反対した。「あれじゃみそ汁じゃない。うちの雑煮はおしょうゆ味なの!」と言って。

そういうわけで、おばあちゃんの味が忘れられなくて、大人になってから、こうしてみそ雑煮を作ることがある。

でも、おばあちゃんが作ってくれたみそ雑煮とは味がだいぶ違う。今は減塩しないといけないので、みそをたっぷり入れられないからだ。残念だけど、どうしても薄いみそ汁みたいになってしまう。

薄くなるのがわかってたから、だしをダブル使いしてみた。普通のみそ汁だったら、そこまでしなくていいんだろう。でもお雑煮は、みそ汁よりも汁の量が多く、具の種類も多い。減塩だとみそだけでしっかり味を出すのは難しい。

だしは、味の薄さを補う減塩の強い味方だと思う。今回は、かつおのだしパックでしっかり煮出したところに、さらにだし入りのみそを溶かした。

正直、以前の私なら「みそを足せばいいじゃない」と思っていた。でも今は、みその量を増やす代わりに、だしの旨味を重ねて、塩分を増やすことなくおいしく食べられるように工夫してる。

それでもみその味は、予想通りちょっと薄い。見た目も、いつも作ってるしょうゆベースとあまり変わらない。

おばあちゃんのみそ雑煮は、濃くておいしかったな。具もたくさん入ってて、豚汁雑煮みたいな感じだった。同じ味を作ることはできないけれど、思い出の中にしっかり残しておきたい。